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いわゆる日記です。しかし、果たして日記といえるほど、小まめに書けるかというと……ですが;
六月が終わってしまった!!
と、久しぶりになってしまいました。六月は一回しか更新できなかったので、今月は頑張りたいと思います。
色々楽しいことはあったので充電は出来ているはず……! はず……。

更新が今回間に合いませんでしたので、ここにちょっとシャルルムルジム編の今後の一部を本当にちょっとですがのせておきます。
以下、見えづらいところにありますが、続きの方へ。一応、肝心なネタバレっぽいところは避けてありますが、今後の展開の目安(?)にどうぞ。



「だが、俺たちは面が割れているぜ。ちょこっと顔を隠しただけじゃあ無理だ」
「それはそうだがよ、だったらどうしろっていうんだ?」
「ほれ、面の割れてないのが一人いるだろ」
「一人って……」
 と、ゼダの指す方向を見てみると、なにやら一人酒をあおっているジャッキールの姿があった。
「ええ、ダンナに頼めってか?」
「そうするしかないだろ。あのダンナはアイツにあったことないんだから」
「しかし」
 シャーは、そうっとジャッキールの様子を見る。静かにしているが、いつもの雰囲気ではない。酒を飲んでいるのにしても、普段より明らかに飲んでいる酒の量も多い。ジャッキールは別に酒乱ではなかったはずだが、こういう昂揚した状態の彼が酒を飲んだ時にどうなるのかは、シャーも体験したことがないのでわからない。
「い、言うこときいてくれるかな、あのヒト。なんかがっつり飲んでるみたいだけど」
「とはいえ、他に方法がねえからな」
「よし」
 とシャーは、身を乗り出す。いざ、ジャッキールの元へと思いつつ、とりあえず、じっと様子を見ていたシャーは、ゼダのほうに視線をやってつぶやいた。
「なんか、ちょっと、怖いな」
「おう、無表情なところが余計な」
 ゼダが素直に同意した。
「しかし、何とかしねえとな。何かやばくなったら、手伝ってやるから」
「う、うん、いってみるか……」



「で、俺に何をしろと」
「だ、だからですね、軽くお話をききにいってもらえないかなーなあんて」
「話? 残念だが、俺は話を聞きだすのは苦手だ。他の方法を考えろ」
 普段は、頼みごとを余り断れないジャッキールだが、今日の彼はひたすら強気である。
「そ、それはしってますよ。ダンナは、そうゆうの苦手だってことは」
 シャーは、へりくだりながら上目遣いにジャッキールをみてみるが、彼はこちらを見ようともしない。
(このオッサン……。調子にのりやがって!)
 心の中でののしりつつも、とにかく今は彼をその気にさせなければ。
「あ、ダンナ、空いてますね。お注ぎいたしまーす」
 シャーは、ジャッキールの杯に酒を注いだが、その瞬間、アルコール臭が鼻をついた。
(うわ、きっつい酒飲んでるな、オッサン。俺でもこんなののまねえのに。こんな酒飲む人だっけ、こいつ)

 *

「注げ」
(まだ飲むのかよっ!)
 思わず口に出しそうになったところで、ジャッキールの危うい視線に晒されて慌てて言葉を飲み込んで、シャーは素直に酒を注いだ。
 ジャッキールは、それを優雅に一口飲んで何やら考えた後ぽつりという。
「ふむ、わかった。努力してみよう」
「おお! さっすがダンナ!」
 適当にのせながらも、どこか不安なシャーだった。第一酒を飲みすぎだ。そんなに酒が強い印象もない男なのだが、果たして大丈夫なのだろうか。そもそも、酒が入る前から今日は荒れそうだったというのに。

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「だが、俺たちは面が割れているぜ。ちょこっと顔を隠しただけじゃあ無理だ」
「それはそうだがよ、だったらどうしろっていうんだ?」
「ほれ、面の割れてないのが一人いるだろ」
「一人って……」
 と、ゼダの指す方向を見てみると、なにやら一人酒をあおっているジャッキールの姿があった。
「ええ、ダンナに頼めってか?」
「そうするしかないだろ。あのダンナはアイツにあったことないんだから」
「しかし」
 シャーは、そうっとジャッキールの様子を見る。静かにしているが、いつもの雰囲気ではない。酒を飲んでいるのにしても、普段より明らかに飲んでいる酒の量も多い。ジャッキールは別に酒乱ではなかったはずだが、こういう昂揚した状態の彼が酒を飲んだ時にどうなるのかは、シャーも体験したことがないのでわからない。
「い、言うこときいてくれるかな、あのヒト。なんかがっつり飲んでるみたいだけど」
「とはいえ、他に方法がねえからな」
「よし」
 とシャーは、身を乗り出す。いざ、ジャッキールの元へと思いつつ、とりあえず、じっと様子を見ていたシャーは、ゼダのほうに視線をやってつぶやいた。
「なんか、ちょっと、怖いな」
「おう、無表情なところが余計な」
 ゼダが素直に同意した。
「しかし、何とかしねえとな。何かやばくなったら、手伝ってやるから」
「う、うん、いってみるか……」



「で、俺に何をしろと」
「だ、だからですね、軽くお話をききにいってもらえないかなーなあんて」
「話? 残念だが、俺は話を聞きだすのは苦手だ。他の方法を考えろ」
 普段は、頼みごとを余り断れないジャッキールだが、今日の彼はひたすら強気である。
「そ、それはしってますよ。ダンナは、そうゆうの苦手だってことは」
 シャーは、へりくだりながら上目遣いにジャッキールをみてみるが、彼はこちらを見ようともしない。
(このオッサン……。調子にのりやがって!)
 心の中でののしりつつも、とにかく今は彼をその気にさせなければ。
「あ、ダンナ、空いてますね。お注ぎいたしまーす」
 シャーは、ジャッキールの杯に酒を注いだが、その瞬間、アルコール臭が鼻をついた。
(うわ、きっつい酒飲んでるな、オッサン。俺でもこんなののまねえのに。こんな酒飲む人だっけ、こいつ)

 *

「注げ」
(まだ飲むのかよっ!)
 思わず口に出しそうになったところで、ジャッキールの危うい視線に晒されて慌てて言葉を飲み込んで、シャーは素直に酒を注いだ。
 ジャッキールは、それを優雅に一口飲んで何やら考えた後ぽつりという。
「ふむ、わかった。努力してみよう」
「おお! さっすがダンナ!」
 適当にのせながらも、どこか不安なシャーだった。第一酒を飲みすぎだ。そんなに酒が強い印象もない男なのだが、果たして大丈夫なのだろうか。そもそも、酒が入る前から今日は荒れそうだったというのに。

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