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いわゆる日記です。しかし、果たして日記といえるほど、小まめに書けるかというと……ですが;
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シャルルを更新しました。
 もう少し早く更新する予定でしたが、6月はじめがちょっと忙しかったことなどもありまして、遅れてしまっていました。次回につなげる形になった部分も多いですが、とりあえず、笑うムルジムが完結しました。
 このお話は随分長いことかかってしまいました。お付き合いいただいた方には、本当にお礼の言葉しかありません。ありがとうございました。
 ちょっと落ち着いたらダウンロード版も整備する予定です
 
以下、少しあとがき的なことを。


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 な、長かった……! 正直、シャルル=ダ・フールシリーズにかけた時間の大半をここでつぶしていると思います。ちょうど、仕事にこなれてきた時期で、創作意欲が何となく削がれてしまい、あまり目的もなくだらだらしていた時期だったのですが、そのせいか、文章がまったくかけない時期があり、ものすごく長い時間をかけて書くことになってしまいました。
 この話は、シャー自身が悩む話ではあったのですが、私も悩み深い時期だったのかもしれません。あまりに文章がかけないので、とりあえず、ホームページだけ残すだけ残そうかな……ぐらいに思っていて、この話については、完結しないかもしれないとも思っていました。
 こういうお話をするのも何なのですが、そういうときに、聖飢魔IIやデーモン閣下の歌を聴き始めたりして、ああ、これじゃいかん! と、一念発起してまた無理のないペースでかけるようになりましたので、多分、そういう経験がなければ、この話も完結にもっていくことができなかったかもしれません。それでも、思ったよりも時間がかかってしまいましたが; 悪魔様方に魂売り渡してよかったなとか思っています。

 本来は、一応大団円を迎えて、いつもどおりな終わり方をする予定でいたが、状況が状況にもなってしまったし、シャーもあまり気分が上向いてくれなかったので、ちょっといつもより引きずった終わり方になってしまいました。
 上記のように長い時間をかけて書いたものとなってしまいましたが、その中で、色々と変更点もでてきたり、キャラクターにも変化が出てきたりもしました。
 特に、ジャッキールですね。当初、彼がこういう役回りになる予定はまったくありませんでした。ある程度、シャーを叱咤激励する役割はあったのですが、ここまで兄貴風吹かす面倒見のいいヤツではありませんでした。以前より、物分りもよくなった気もするし、多分、彼自身の考え方も変わっている気がします。彼もうまく成長してくれたということなのでしょう。この話を書いている間に、彼がこのシリーズに出てくる意味と役回りが、実はひっそりと変わってきています。それについては、時間をかけた意味があったのかなとも思います。
 シャーについては、色々闇の深いヤツではあるので、リーフィとの関係とか、ゼダとの関係が、ちょっと変化しつつあるのは、よいことなのかなあと。いやでも、今まで、さすがのシャーも三十路すぎたら多少真人間になるだろうと思っていたのに、この話書いているうちに、三十路すぎてもシャーはシャーだろうなと思い出したので、ある意味、ダメなのかもしれませんが(笑)
 シャーってヤツは、普段、ものすごい勢いで現実逃避をしているのですが、現実に真正面に向くと、それはそれでちょっと危険な行動に走る男なので、ある程度のバランスをとっていないといけないのかもしれません。つくづく思いますが、複雑な男……。今回はかなり悩んでいましたが、多分、今回で割りとすっきりしたはずなので、次回のお話では、割といつもどおりな感じですすめてくれると思います。

 さて、伏線もはりまくってしまったので、次回につなげざるを得ないのですが、次回のサギッタリウスの夜の予告については、笑うムルジムの下の項目にちらりと載せています。
 そこで既に書いていますが、次回はなつかしのラティーナさんが再登場する予定です。リーフィと板ばさみになるはずなので、多分、シャーは居心地悪いに違いない……。そして、どうみてもその人な筈の髭の人がなぜかとっとと、しかも、ごく普通にシャーの前に出てきていますが、次回は何も考えていないヤツの、何も考えていないが故の不気味で陽気な進行で参りたいと思います。

 また次回お付き合いいただければと思います。お読みいただき、ありがとうございました。


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辺境偽典の1-2,1-3を更新しました。ようやく体裁も整ってきたことなので、前書きをおいておきます。



そして、ひっそり、今回のお話の余談ですが、ハンスは辺境に喧嘩売る気満々だなー……。機嫌よくかいていたら、予定外に森の中で火器類を使用しまくっているので、作者の方が慌てました。(火薬類の使用は、なんとか止めたものの、あんまり実は止められてない……)いや、ハンスは、何と言うか、あんまり作者の言うこと聞いてくれないキャラクターですからね。
今も昔も辺境は火気厳禁です。

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前書き

 シャルルもどうにかこうにか更新再開できたので、辺境もどうにかしようと書き始めたのはよかったものの、辺境は、シャルルよりさらに世界観がややこしいので、ブランクが少し空いてしまうと、なかなかその空気になじめないのが昔から難点でありました。それで、案の定、書き始めたところでこの用語どうなっているんだったっけ、とか、こいつはどういう立場なんだっけ、そもそもこの世界どうなってんだ、とところで思い出しながら挫折。用語集もちらほら作ってはいたものの、段々面倒になって作りきってなかったなど、自分が構築した世界ながら、ややこしいことこの上ない感じに。
 そういうこともあり、まずは自分が辺境を復習できる作品を書こう、という趣旨から辺境偽典を書くことを考えました。シャルル再開に向けてのくもねこみたいなものになります。ただ、蜘蛛と酔猫は、シャルル本編より大分シリアスで暗かったのですが、こっちは多分逆。ギテンのほうがノリが軽くて明るくなると思います。
 むしろ、辺境読む前にギテンを読んだほうがわかりやすい、ガイドブック?的なお話を目指して書いていこうと思っています。

 主役をハンスにしたのは、彼が非常に書きやすいキャラクターだったのがあります。一時期、ちょろっとかいていたのでご存知の方もいらっしゃりそうですが、彼はファルケンを元ネタにつくってみたお遊びキャラクターの一人でした。ただ、最初は、ファルケンを元に、凄く悲観的な男で、自分の思うがままに行動して周りを悲劇に巻き込んでしまうというキャラクターの予定でした、が、何故か何も考えてないけど、ひたすら幸せ街道まっしぐらな陽気な男になってしまいました。(ファルケンなどは、最初ものすごい能天気なはずがあんなになったのに、なんということ……)
 しかし、そういうこともあり、ものすごく書きやすいキャラクターではあります。ただ、ハンスを主役に据えると一つだけ困ったことがありました。それは、ハンスが、存在感が濃すぎて周りのキャラクターの存在をひたすら食ってしまうということでした。そういう理由もあり、そもそもの相棒では若干役不足な感じにもなりがちでした。このギテンも当初は、レックハルドと組ませる予定もあったのですが、うまくバランスが取れないことなどもあり、最終的に、ハンスに好き勝手辺境を旅してもらう企画に変更してしまいました。そうすることでようやくまとまってくれたので、よかったです。

 で、今度はヒロイン選びだったのですが、ヒロインには、本編の辺境遊戯に深くかかわっている子にしようと考えていました。その方がうまくいくような気がしましたので。
 で、実は、ハンスは、ファルケンもまあそういう傾向があったものの、割と本気でロリコン紳士なので、ハンスに対してはヒロインはなるべく少女のがよいだろうという予想がありました。で、当初はロゥレンがヒロインの予定でした。が、話が旅をする話になって、旅をするという手前、妖精のロゥレンでは厳しいので再選定。マリスも候補にあがったものの、ちょっと違うなー、ということもあり、最終的に何故かシェイザスがヒロイン候補に浮上。そして、何故か上手くおさまりました。これは私も予想外のことだったので、今後彼女によってどのように話が進むのかは実は未知数な部分もあります。とはいえ、もともと辺境のことについても良く知っている子で、一応人間の側にいる子なので、ある意味良かったのかもしれないと思っています。

  あと、この話のある意味な特徴としては、現状、主な成人男性キャラのほとんどが何故かヒゲ男という予定であります。美形もオヤジも青年もきっとひげ。
 まあ、主役が主役だし(あごひげがトレードマーク)、舞台が舞台だから、と思ったりもするのですが、そう考えるとシャルル~の所のレギュラーキャラのヒゲのある奴がものすごく少ないのが奇跡的な気がしてきました。

 そんな割とどこにころぶかわからないのが辺境偽典ですが、本家辺境遊戯のガイド的な感じになるといいなということで書き出したものですし、のんびりと、そして時にちゃんとアドベンチャーなはらはら感もある感じで、ハンスたちと旅ができればよいなと考えています。お付き合いいただける方は、これからよろしくお願いします。


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更新しました。後ほどDL版もご用意させてもらう予定ですがひとまず。テキストファイルで大丈夫かな……。


ようやく、蜘蛛と酔猫も完結を迎えました。

もっとさらっと書き上げるつもりが、意外と時間がかかってしまいましたが、それまであまり文章かいていなかったので、リハビリには十分になったかと思います。ちょっと書き溜めさせてもらってから、シャルル~の連載をまた再開しようかと…。ただし、週一連載になるかどうかはちょっと自信がないのですが; 

女神のモデルにしているのは、イシュタル~アフロディーテあたりの同じ系列の金星の神様です。どれがというより、結構あれこれ混ぜて作っているのと、ちょっと和風なイメージも混ぜ込んであり、いつもどおり考証はうそっぱちなことになっております。というより、自分は考証ガチガチにかためて物を書くのが苦手なようなので; いつも、適当に組み合わせて作ってしまいますね。ということで、自分の知るいろいろなイメージを詰め込んで書いてみた感じになっています。



きっと、サイトのほかのお話を読まれている方は気づいていると思いますが、シャルル=ダ・フールののスピンアウトになっております。とはいえ、趣向が違うとか、一人称だとか、これ一つで完結するのでシリーズにはしない方針です。将来つなげても異聞としてつなげるかなーぐらいでしょうか……。



以下、そういう事情をご存知の方向けのあとがきになります。
もちろん、蜘蛛と酔猫のネタバレかつ、某作品のネタバレにもなりますので、シャルル=だ・フール(特に暗殺編)を読まれていない方でネタバレNGな方は、読まれないことをお勧めいたします。

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ということで、色々深い事情理解済みの方へのあとがきです。


お分かりの方にはお分かりのとおりに、シャルルのやつらの過去編になっています。
殿様→シャー、 瑠璃蜘蛛→リーフィ、紅果の旦那→ゼダやん ですね。
そんなわけで、シャルル~のスピンアウト作品にあたるのですが、なるべく名前を出さずにというコンセプトがあったのは、シャーは本編では主役でああいうキャラクターなので暗黒面を表立って書き出すのにちょっとためらいがあったのと、純粋にそのままだと書きづらいという問題があり、結局こういう形になりました。

シャルル~に出てくる三羽烏にはそれぞれ遊郭に関する痛い話があるのですが、これが一つ目みたいなものです。あとは、本当に真っ白でいい子だったゼダがひねくれてああなる話と、ジャッキールが若い頃遊女に入れあげてしまった時の話というのが残っていますが、気が向いた頃に書くかもしれないぐらいのネタですね、まだ。

ともあれ、近作は、シャーの暗黒面に迫ってみたものになっております。シャー人生最高のモテ期であると同時に、シャー最大の黒歴史であるという問題の時期です。(ちなみに、更生した後急速にもてなくなり現在に至る)時期的には、七武将と暗殺編の中間にあたります。(しかし、私が意外と暗殺編は前だと思っていたら、読み返したら即位後一年とか書いておったので、具体的時期については大体なことになってしまいましたが、とりあえず現在本編より数年は前というぐらいにしておきたいところ)
(この事件の後即位までの間に、シャーは周囲公認のもと、自分探しの旅(という名の放浪)を一年近くしているようなので、さらに時間の設定が結構厳しいことに……)
この暴君候補生時代の前科の為に、彼は即位時、ふさわしい人間がでてきたら即退位することみたいな条件がつけられているのと、政治に触れられないことになっています。街で放浪させてもらっているのも、それで精神的に落ち着いているならそうした方が良かろうという周囲の判断もあるようです。ただし、金銭的に援助してたら、とんでもない所までいってしまったので、今はお金は、ちゃんと働いた分だけ時給でもらっている様子。なので、彼自身は今は本気でお金はないはず。指輪以外の装飾品は質に入っていると見て間違いないでしょう。まあ、指輪も、万一の時の身分証明なわけですが、毎度つけているわけではないらしく、特に何かある時は、剣握るのに邪魔という理由ではめていないので、役に立っているのかいないのか。時々はおしゃれ(?)でつけているという感じなので、たまたまシャシャが着た日ははめていたというのが正しいですね。身分証明でなければ、質にいれようと考えていると思います。

そもそも、荒れたシャーと遊女なリーフィが会ってたらしいという構想は大分前からあったのですが、もっと簡単は話しの予定でありました。というのも、ここまでくると大体予想がついているかと思いますが、七武将が進んでいくとシャーがガンガン病んでいく予定なので、七武将のラストにそういうちょっと会って会話したことでシャーが都から失踪して放浪の旅に……みたいなことでした。結果的には、そこで二人が話す話も、彼の立ち直り方も全く違うことになりました。
本当は、結構直前まで、元の話をひきずって、殿様が瑠璃蜘蛛に自分の見聞録を話すというくだりがあったのですが、意外とリーフィがしっかりしていたのもあり、結局こういう落ち着き方になりました。

 で、そんな感じだった二人ですが、今現在、シャーは瑠璃蜘蛛のことを覚えているかというと彼に関してはYESです。ただ、リーフィとイコールでは結んでいないと思われます。似てるなあぐらいだと。というのも、彼は瑠璃蜘蛛は自分より年上だと思っていた(リーフィはちょっとだけ下)のと、思い出補正とベールつけてた補正により好みな感じになっているのと、リーフィが元乙女だというのはシャーは知らないわけですので……。とはいえ、知っていたところで、黒歴史である自分の過去のことなど聞けるはずもないし、正体もばれてしまうのでそもそも話題にもできないという……、彼はまあ色々仕方がないところはあると思うのです。
 で、問題のリーフィは殿様を覚えているかというと、正直、顔は本気で忘れていそうな気がします。そんなこともあったわね、という感じで。とはいえ、リーフィも、殿様のことは別ににくからず思っていたので、冷たく忘れ去るというわけではないと思いますが、現実的な子なので、王族→すむ世界の違う人→二度と会うことはないでしょうということで、記憶から抹消されたのだと予想。シャーに会っても、悪気なく何もひっかかってないと思います。しかし、リーフィだからしょうがない。

あとは、意外な事実がわかったなと思ったのは、シャーの名前の由来ですね。私はシャルルの省略系だと長いこと思っていたのですが、どうも子供のときのあだ名である「路地裏の小さな王様」から「王様」の部分だけがのこって「王(シャー)」が名前になっていたということのようです。本名が受け付けられないらしい理由もなんとなく納得できたという感じでした。シャーとリーフィの身の上については、大体以前からの予定通りですが、そういえば本編ではあかしてなかったような気もしますね。
キャラクターも生き物な側面があって、こうだーっと書いていると思いもよらないことを語りだしたりするので、作者としては予定通りにいってくれないので厄介ですがある部分では楽しくもあります。

シャーの暗黒面について、本編ではどういう風にあらわすべきか迷っていたので、分離して書いたことでそれはそれで整理がつきそうです。これで、本編を書くときもあまり悩まずに書けるのでないかと。
それでは、今後はまた、シャルルの本編をお楽しみいただきたくおもいます。
ここまで読んでくださりありがとうございました。


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このごろ、ちょっと書き溜めているものが、なんとか最後までかける感じになりましたので、一週間に一度更新ぐらいでゆっくり連載してみます。しばらく、文章をがっつりかくことから遠ざかっていたので、ある意味よいリハビリに……。
多分中篇ぐらいな感じになるかと思います。
これがかきおわれたら、シャルル~のあたりから復帰したいなあと思っている所です。

http://fourdart.sakura.ne.jp/kourou/

一回、神聖娼婦を絡めて話を書いてみたかったのでこんな感じに。いつものごとく、ストイックに書く予定ですので、遊里の話の割には、色っぽいシーンはないと思います。思えば、神聖娼婦を最初に知ったのはなんだっただろう。ジェンダーの講義と、ギルガメシュのシャムハトとどっちが早かったかは、ちょっと思い出せません。結構印象深いモチーフだったので、どこかで使おうと思いつつでした。
結構前から構想自体はあったのですが、展開もちょっとずつ変わっていき、その割りにはまったくまとまらず、どうしようかと思っていた所、何故か悪魔をきいていたら降りてきた話です。そういう意味でも悪魔様様なのですが、当初の予定とは大分違う感じに。ラストの着地点は変わっていないはずですが。

まあ、実は、とある話に深くかかわりがあるので、単独シリーズでもない気がするのですが。直通するほどでもない気がしたので、ひとまず独立させています。これ単体で十分読めるようにしていると思いますので、お時間がありましたら是非に。

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