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辺境偽典の1-2,1-3を更新しました。ようやく体裁も整ってきたことなので、前書きをおいておきます。
そして、ひっそり、今回のお話の余談ですが、ハンスは辺境に喧嘩売る気満々だなー……。機嫌よくかいていたら、予定外に森の中で火器類を使用しまくっているので、作者の方が慌てました。(火薬類の使用は、なんとか止めたものの、あんまり実は止められてない……)いや、ハンスは、何と言うか、あんまり作者の言うこと聞いてくれないキャラクターですからね。
今も昔も辺境は火気厳禁です。
**
前書き
シャルルもどうにかこうにか更新再開できたので、辺境もどうにかしようと書き始めたのはよかったものの、辺境は、シャルルよりさらに世界観がややこしいので、ブランクが少し空いてしまうと、なかなかその空気になじめないのが昔から難点でありました。それで、案の定、書き始めたところでこの用語どうなっているんだったっけ、とか、こいつはどういう立場なんだっけ、そもそもこの世界どうなってんだ、とところで思い出しながら挫折。用語集もちらほら作ってはいたものの、段々面倒になって作りきってなかったなど、自分が構築した世界ながら、ややこしいことこの上ない感じに。
そういうこともあり、まずは自分が辺境を復習できる作品を書こう、という趣旨から辺境偽典を書くことを考えました。シャルル再開に向けてのくもねこみたいなものになります。ただ、蜘蛛と酔猫は、シャルル本編より大分シリアスで暗かったのですが、こっちは多分逆。ギテンのほうがノリが軽くて明るくなると思います。
むしろ、辺境読む前にギテンを読んだほうがわかりやすい、ガイドブック?的なお話を目指して書いていこうと思っています。
主役をハンスにしたのは、彼が非常に書きやすいキャラクターだったのがあります。一時期、ちょろっとかいていたのでご存知の方もいらっしゃりそうですが、彼はファルケンを元ネタにつくってみたお遊びキャラクターの一人でした。ただ、最初は、ファルケンを元に、凄く悲観的な男で、自分の思うがままに行動して周りを悲劇に巻き込んでしまうというキャラクターの予定でした、が、何故か何も考えてないけど、ひたすら幸せ街道まっしぐらな陽気な男になってしまいました。(ファルケンなどは、最初ものすごい能天気なはずがあんなになったのに、なんということ……)
しかし、そういうこともあり、ものすごく書きやすいキャラクターではあります。ただ、ハンスを主役に据えると一つだけ困ったことがありました。それは、ハンスが、存在感が濃すぎて周りのキャラクターの存在をひたすら食ってしまうということでした。そういう理由もあり、そもそもの相棒では若干役不足な感じにもなりがちでした。このギテンも当初は、レックハルドと組ませる予定もあったのですが、うまくバランスが取れないことなどもあり、最終的に、ハンスに好き勝手辺境を旅してもらう企画に変更してしまいました。そうすることでようやくまとまってくれたので、よかったです。
で、今度はヒロイン選びだったのですが、ヒロインには、本編の辺境遊戯に深くかかわっている子にしようと考えていました。その方がうまくいくような気がしましたので。
で、実は、ハンスは、ファルケンもまあそういう傾向があったものの、割と本気でロリコン紳士なので、ハンスに対してはヒロインはなるべく少女のがよいだろうという予想がありました。で、当初はロゥレンがヒロインの予定でした。が、話が旅をする話になって、旅をするという手前、妖精のロゥレンでは厳しいので再選定。マリスも候補にあがったものの、ちょっと違うなー、ということもあり、最終的に何故かシェイザスがヒロイン候補に浮上。そして、何故か上手くおさまりました。これは私も予想外のことだったので、今後彼女によってどのように話が進むのかは実は未知数な部分もあります。とはいえ、もともと辺境のことについても良く知っている子で、一応人間の側にいる子なので、ある意味良かったのかもしれないと思っています。
あと、この話のある意味な特徴としては、現状、主な成人男性キャラのほとんどが何故かヒゲ男という予定であります。美形もオヤジも青年もきっとひげ。
まあ、主役が主役だし(あごひげがトレードマーク)、舞台が舞台だから、と思ったりもするのですが、そう考えるとシャルル~の所のレギュラーキャラのヒゲのある奴がものすごく少ないのが奇跡的な気がしてきました。
そんな割とどこにころぶかわからないのが辺境偽典ですが、本家辺境遊戯のガイド的な感じになるといいなということで書き出したものですし、のんびりと、そして時にちゃんとアドベンチャーなはらはら感もある感じで、ハンスたちと旅ができればよいなと考えています。お付き合いいただける方は、これからよろしくお願いします。
そして、ひっそり、今回のお話の余談ですが、ハンスは辺境に喧嘩売る気満々だなー……。機嫌よくかいていたら、予定外に森の中で火器類を使用しまくっているので、作者の方が慌てました。(火薬類の使用は、なんとか止めたものの、あんまり実は止められてない……)いや、ハンスは、何と言うか、あんまり作者の言うこと聞いてくれないキャラクターですからね。
今も昔も辺境は火気厳禁です。
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前書き
シャルルもどうにかこうにか更新再開できたので、辺境もどうにかしようと書き始めたのはよかったものの、辺境は、シャルルよりさらに世界観がややこしいので、ブランクが少し空いてしまうと、なかなかその空気になじめないのが昔から難点でありました。それで、案の定、書き始めたところでこの用語どうなっているんだったっけ、とか、こいつはどういう立場なんだっけ、そもそもこの世界どうなってんだ、とところで思い出しながら挫折。用語集もちらほら作ってはいたものの、段々面倒になって作りきってなかったなど、自分が構築した世界ながら、ややこしいことこの上ない感じに。
そういうこともあり、まずは自分が辺境を復習できる作品を書こう、という趣旨から辺境偽典を書くことを考えました。シャルル再開に向けてのくもねこみたいなものになります。ただ、蜘蛛と酔猫は、シャルル本編より大分シリアスで暗かったのですが、こっちは多分逆。ギテンのほうがノリが軽くて明るくなると思います。
むしろ、辺境読む前にギテンを読んだほうがわかりやすい、ガイドブック?的なお話を目指して書いていこうと思っています。
主役をハンスにしたのは、彼が非常に書きやすいキャラクターだったのがあります。一時期、ちょろっとかいていたのでご存知の方もいらっしゃりそうですが、彼はファルケンを元ネタにつくってみたお遊びキャラクターの一人でした。ただ、最初は、ファルケンを元に、凄く悲観的な男で、自分の思うがままに行動して周りを悲劇に巻き込んでしまうというキャラクターの予定でした、が、何故か何も考えてないけど、ひたすら幸せ街道まっしぐらな陽気な男になってしまいました。(ファルケンなどは、最初ものすごい能天気なはずがあんなになったのに、なんということ……)
しかし、そういうこともあり、ものすごく書きやすいキャラクターではあります。ただ、ハンスを主役に据えると一つだけ困ったことがありました。それは、ハンスが、存在感が濃すぎて周りのキャラクターの存在をひたすら食ってしまうということでした。そういう理由もあり、そもそもの相棒では若干役不足な感じにもなりがちでした。このギテンも当初は、レックハルドと組ませる予定もあったのですが、うまくバランスが取れないことなどもあり、最終的に、ハンスに好き勝手辺境を旅してもらう企画に変更してしまいました。そうすることでようやくまとまってくれたので、よかったです。
で、今度はヒロイン選びだったのですが、ヒロインには、本編の辺境遊戯に深くかかわっている子にしようと考えていました。その方がうまくいくような気がしましたので。
で、実は、ハンスは、ファルケンもまあそういう傾向があったものの、割と本気でロリコン紳士なので、ハンスに対してはヒロインはなるべく少女のがよいだろうという予想がありました。で、当初はロゥレンがヒロインの予定でした。が、話が旅をする話になって、旅をするという手前、妖精のロゥレンでは厳しいので再選定。マリスも候補にあがったものの、ちょっと違うなー、ということもあり、最終的に何故かシェイザスがヒロイン候補に浮上。そして、何故か上手くおさまりました。これは私も予想外のことだったので、今後彼女によってどのように話が進むのかは実は未知数な部分もあります。とはいえ、もともと辺境のことについても良く知っている子で、一応人間の側にいる子なので、ある意味良かったのかもしれないと思っています。
あと、この話のある意味な特徴としては、現状、主な成人男性キャラのほとんどが何故かヒゲ男という予定であります。美形もオヤジも青年もきっとひげ。
まあ、主役が主役だし(あごひげがトレードマーク)、舞台が舞台だから、と思ったりもするのですが、そう考えるとシャルル~の所のレギュラーキャラのヒゲのある奴がものすごく少ないのが奇跡的な気がしてきました。
そんな割とどこにころぶかわからないのが辺境偽典ですが、本家辺境遊戯のガイド的な感じになるといいなということで書き出したものですし、のんびりと、そして時にちゃんとアドベンチャーなはらはら感もある感じで、ハンスたちと旅ができればよいなと考えています。お付き合いいただける方は、これからよろしくお願いします。
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