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苦い昼の挿話が完結しました。お付き合いいただき、ありがとうございました。サギッタリウスで意外と燃え尽き気味だったのでどうしようかと思っていたのですが、とりあえずその間にその後の方向性も決まってきたので、書きあげられてよかったです。
さらに後日談的なことをいうと、この後、カタギ生活四か月突破記念パーティーをサプライズで開いてもらったジャッキールは、感激のあまり酒を飲み倒して酔っ払い「俺はこんなにうれしかったことは今までない!」とか号泣して周囲ドン引きという状態が予想されますが、(多分、ドン引きする若造二人と無視してメシ食ってる蛇王さんというシュールな図)とりあえずクールな感じで終わっておきたい気持ち。
今回はサギッタリウスの夜では語ってないところにちょっと焦点を。シャーはあんまり活躍しないので、ある意味おまけみたいな話ではあるのですが、彼等の人間関係はシャーにも割と直結して関わるので、入れてみることにしました。ジャッキールは、何というか、最初は単に危ない奴というだけのキャラだったのですが、いつの間にやら、かなり重要なポジションにいるキャラクターになってきてしまったので、その辺をちょっと掘り下げてみるのと、あとは、まあ、蛇王さんの書ききれなかった部分も書いておこうかなということで。ついでに周辺のお友達の人たちも出してみました。ちょっとゼダが少なめだったのは可哀想かなと思いつつ、ゼダとシャーはお友達になりかけぐらいですからね。
しかし、思ったより、男共が暑苦しくて、作者個人的には、夏になる前に終わって本当によかったとか思ったのでした。
ジャッキールとザハークについては、もうちょっと馴れ合いもあるのかと思ったのですが、意外と本質的には馴れ合わない感じで、私が思っているよりもドライでした。さすがにジャッキールが倒れたら蛇王さんは介抱ぐらいすんのかなと思っていたが、あくまでクールな対応でした。蛇王さんの方がどちらかというとクールなキャラクターなので、立場が逆だとジャッキールはもうちょい対応が優しいかもしれませんが、まあ二人ともそんな感じですね。多分、今後もオトナの漢のドライで暑苦しい友情を展開してくれるのではないかと予想。
辺境の改稿をしているせいもあるのですが、辺境のとこの二人と比べると、シャルル=ダ・フールの男たちの関係は割と殺伐としているイメージですね。まあ、辺境んところより、シャルル~の方が登場人物の(実質的)平均年齢が高いのでちょっとオトナめなのもあり、あと、辺境の連中はほとんどが非戦闘員ですからね。ゼダ以外は職業軍人のシャルル~の面々はなんだかんだで、基本の考え方が殺るか殺られるかみたいな部分はあるのかも。
比較的穏やかなシャーですらムルジムの序盤までは、今後ジャッキールと敵対することがあったら、殺さないとこっちがヤバイから仲良くしてても殺す、とか思ってたぐらいなので(今は、もうちょっと態度軟化してる可能性はあるかも)、ジャッキールとザハークともなれば、いつまで経っても必要あれば殺すと感じなのかもしれません。
ジャッキールは、青兜のころのシャーについては、正直仕官してもいいと考えていたフシがありますが、今はそういうのでなくて、あくまで弟的な感じで可愛がってるみたいです。蛇王さんに指摘されてた通り、そうでなければ彼はシャーにタメ口聞けなくなりますし、彼の間違いを指摘して叱り飛ばすこともできなくなるので、あくまで今のが良いのでしょう。彼はシャーと主従関係を結んでしまうと、おそらくカッファの二の舞を踏みます。
じゃあ蛇王さんから見てシャーはどうなのかというと、蛇王さんは割とシャーとはちょっと似た身の上の部分があるので、正直気持ちがよくわかるのではないかと。なので、頼まれなくても秘密は守ってやるし、否定もしないのかと思います。まあ、蛇王さんは一番自由に生きてる人なのですね。
シャルル~のメインキャラの三人は、年齢順に年の離れた面倒見のいい長男と実は苦労人次男、要領のいい三男みたいな感じですが、蛇王さんは長男より話が分かる長男のお友達みたいな立ち位置(変なたとえ…)とか思っています。相談のしやすい人物には違いないのと、キャラクターがちょっと特異なので、これからも割と暗躍してくれるのでないかなーと。
ちなみに、蛇王さんとの会話で、ジャッキールさんに何かのフラグがばんばん立っていましたが、彼は昔から死亡フラグコレクターかつフラグクラッシャ-なのであまり気にする必要はありません(笑)大体、蛇王さんがわざわざ「殺す」とか宣言した相手は、ぶっちゃけほぼ殺してないお約束。むしろ、「俺が殺すまでせいぜい長生きしろよ」という意味も含まれているので、宣言された相手はむしろ長生きする傾向にあるとかいう噂すらありそうな状況でもあります。
それにしても、久々に昔書いてたメモやら原稿やら見ていたら、蛇王さんのキャラが違いすぎて……。昔はちゃんとジャッキールに挑発されたら反応していたのに、何故するーんと流すようになったのか。いつの間にか一人だけ謎の悟りを開いてしまっている感じもあるし。七部将はちょっと直さないといけないと思います。
次回何かくか結構迷っていて、最初はちょっとハードな陰謀もののどちらかと書くかとかも考えたのですが、それはそれで重くなるのと、色々前段階もあってもいいかもとか思いましたので、ちょっぴり軽めなものを。あと、久しぶりに爺さんの出てくる話もいいかなーということで、無双のバラズ編を考えています。そんなに長くはしないつもりではありますので、またよろしくお願いいたします。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
さらに後日談的なことをいうと、この後、カタギ生活四か月突破記念パーティーをサプライズで開いてもらったジャッキールは、感激のあまり酒を飲み倒して酔っ払い「俺はこんなにうれしかったことは今までない!」とか号泣して周囲ドン引きという状態が予想されますが、(多分、ドン引きする若造二人と無視してメシ食ってる蛇王さんというシュールな図)とりあえずクールな感じで終わっておきたい気持ち。
今回はサギッタリウスの夜では語ってないところにちょっと焦点を。シャーはあんまり活躍しないので、ある意味おまけみたいな話ではあるのですが、彼等の人間関係はシャーにも割と直結して関わるので、入れてみることにしました。ジャッキールは、何というか、最初は単に危ない奴というだけのキャラだったのですが、いつの間にやら、かなり重要なポジションにいるキャラクターになってきてしまったので、その辺をちょっと掘り下げてみるのと、あとは、まあ、蛇王さんの書ききれなかった部分も書いておこうかなということで。ついでに周辺のお友達の人たちも出してみました。ちょっとゼダが少なめだったのは可哀想かなと思いつつ、ゼダとシャーはお友達になりかけぐらいですからね。
しかし、思ったより、男共が暑苦しくて、作者個人的には、夏になる前に終わって本当によかったとか思ったのでした。
ジャッキールとザハークについては、もうちょっと馴れ合いもあるのかと思ったのですが、意外と本質的には馴れ合わない感じで、私が思っているよりもドライでした。さすがにジャッキールが倒れたら蛇王さんは介抱ぐらいすんのかなと思っていたが、あくまでクールな対応でした。蛇王さんの方がどちらかというとクールなキャラクターなので、立場が逆だとジャッキールはもうちょい対応が優しいかもしれませんが、まあ二人ともそんな感じですね。多分、今後もオトナの漢のドライで暑苦しい友情を展開してくれるのではないかと予想。
辺境の改稿をしているせいもあるのですが、辺境のとこの二人と比べると、シャルル=ダ・フールの男たちの関係は割と殺伐としているイメージですね。まあ、辺境んところより、シャルル~の方が登場人物の(実質的)平均年齢が高いのでちょっとオトナめなのもあり、あと、辺境の連中はほとんどが非戦闘員ですからね。ゼダ以外は職業軍人のシャルル~の面々はなんだかんだで、基本の考え方が殺るか殺られるかみたいな部分はあるのかも。
比較的穏やかなシャーですらムルジムの序盤までは、今後ジャッキールと敵対することがあったら、殺さないとこっちがヤバイから仲良くしてても殺す、とか思ってたぐらいなので(今は、もうちょっと態度軟化してる可能性はあるかも)、ジャッキールとザハークともなれば、いつまで経っても必要あれば殺すと感じなのかもしれません。
ジャッキールは、青兜のころのシャーについては、正直仕官してもいいと考えていたフシがありますが、今はそういうのでなくて、あくまで弟的な感じで可愛がってるみたいです。蛇王さんに指摘されてた通り、そうでなければ彼はシャーにタメ口聞けなくなりますし、彼の間違いを指摘して叱り飛ばすこともできなくなるので、あくまで今のが良いのでしょう。彼はシャーと主従関係を結んでしまうと、おそらくカッファの二の舞を踏みます。
じゃあ蛇王さんから見てシャーはどうなのかというと、蛇王さんは割とシャーとはちょっと似た身の上の部分があるので、正直気持ちがよくわかるのではないかと。なので、頼まれなくても秘密は守ってやるし、否定もしないのかと思います。まあ、蛇王さんは一番自由に生きてる人なのですね。
シャルル~のメインキャラの三人は、年齢順に年の離れた面倒見のいい長男と実は苦労人次男、要領のいい三男みたいな感じですが、蛇王さんは長男より話が分かる長男のお友達みたいな立ち位置(変なたとえ…)とか思っています。相談のしやすい人物には違いないのと、キャラクターがちょっと特異なので、これからも割と暗躍してくれるのでないかなーと。
ちなみに、蛇王さんとの会話で、ジャッキールさんに何かのフラグがばんばん立っていましたが、彼は昔から死亡フラグコレクターかつフラグクラッシャ-なのであまり気にする必要はありません(笑)大体、蛇王さんがわざわざ「殺す」とか宣言した相手は、ぶっちゃけほぼ殺してないお約束。むしろ、「俺が殺すまでせいぜい長生きしろよ」という意味も含まれているので、宣言された相手はむしろ長生きする傾向にあるとかいう噂すらありそうな状況でもあります。
それにしても、久々に昔書いてたメモやら原稿やら見ていたら、蛇王さんのキャラが違いすぎて……。昔はちゃんとジャッキールに挑発されたら反応していたのに、何故するーんと流すようになったのか。いつの間にか一人だけ謎の悟りを開いてしまっている感じもあるし。七部将はちょっと直さないといけないと思います。
次回何かくか結構迷っていて、最初はちょっとハードな陰謀もののどちらかと書くかとかも考えたのですが、それはそれで重くなるのと、色々前段階もあってもいいかもとか思いましたので、ちょっぴり軽めなものを。あと、久しぶりに爺さんの出てくる話もいいかなーということで、無双のバラズ編を考えています。そんなに長くはしないつもりではありますので、またよろしくお願いいたします。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
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